池波正太郎展

2013年09月05日 22:19

東京出張の際に、松屋銀座にて開催中の
「生誕90年池波正太郎展」に行ってきました!

池波正太郎展

池波先生の代表作『鬼平犯科帳』は、
私にとってはシンボリックな作品です。

取り巻く全てを敵のように思い込んでいた20代のある時、
唯一気の休まる時が、池波作品を手にしていた時でした。

時代小説というフィルターがあるため、
自分を投影しない気楽さがそこにはあり、
むさぼるようにページを捲ったものでした。

今回のこの展示会、かなり素晴らしかったです!

生原稿や自筆の絵画のほか、幻のデビュー作品まで!
(手に触れることは出来ませんが)

池波先生のダンディっぷりを示す、
愛用の着物やネクタイまでも展示されていました。

一番印象的だったのは・・・、
池波先生の定宿として知られる「山の上ホテル」所蔵のクレヨン。
ホテルに預けたまま、急逝されてしまったんでしょうね・・・。
うっすらとカビてしまっているあたりが、
帰らぬ持ち主を待っている年月なんだと思うと切なくなります。

またドラマで使われたセットの一部、
衣装や小物まで展示されていました。
リアルなものを眼にすると、原作もさらに面白く読めますね。

浅草にある池波正太郎記念文庫にも行ったことがありますが、
それをかなり上回る充実度でした。

今度は生誕100年!?の企画展が楽しみです!





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